どうもひめたそん@himetasonです。
久々にMacBookの話題です。
MacBook AirをM.2のSSDへ換装してアップグレード
今までMacBookの話題を何回か書いてきました。
今回もMacのストレージのお話です。
MacBook AirのSSDは専用の端子でなかなか換装の敷居が高めなんですよ。
またAirは物によって容量64Gからのモデルがあるのでストレージ不足になりやすいですよね。
こんな換装用SSDがあるのですが少々お高い。
最近SSDの値下がりが激しいので尚更ですね。
ということでそんなMacBook AirのSSDを換装したので記録します。
自己責任ですが換装を考えている人の参考になれば幸いです。
変換アダプターでMacBook AirのストレージをM.2のSSDに換装

さて今回はできる限り安くSSDの容量アップをしようという試みです。
まずはベースとなるMacBook Airの仕様を説明します。
本体: MacBook Air (11-inch, Early 2015)
CPU: Intel Core i5
メモリ: 4G
ストレージ: SSD128G
macOS: Mojave
という感じです。
Boot CampでWindowsを入れているので128Gでは心もとないですね。
そこでこのストレージ容量を512Gにしましょう。
冒頭に紹介したSSDだと高いので今回はM.2という規格のSSDを使います。
しかしそのままでは使えないのでMacBook Air用に変換するアダプターを今回は使用しますよ。
アダプターは色んなメーカーが出していますが今回はこちらを選びました。
MacBookの年式によって規格が変わるので注意ですよ。
こちらは2013年モデルから2017年モデルまで対応です。
このアダプターを使うとM.2のSSDを使用することができるんですよ。
しかし躓いたことが一つあったので先にそちらを説明します。
同じ失敗をしない要注意してください。
こちらのアダプター説明に以下の記述がありました。
M.2 PCIe-NVMe 2280
M.2 PCIe-AHCI 2280
どういうことかというと上がPCIE接続で下がSATAだと思っておいてください。
SATAのSSDなら安く買えるなと思いました。
こちらを購入したのですが結論から言いますと、
全く認識されませんでした。
いつの間にか商品名にSATA不可の文字が追加されているのでこれから買う人は間違えないと思います。
NVMeという仕様のSSDじゃないと認識しないので注意ですよ。
また、CrucialのSSDも相性が悪いようでこちらも注意です。
ただNVMeだとパッチを当てない限りHigh Sierra以降しか認識しません。
今回は最初からMojave環境で換装したので大丈夫でしたがSierraやEl CapitanのMacを使用している人は認識しないので気をつけてください。
では実際に換装に成功したSSDはこちらです。
970でも成功例が報告されているのでSamsungが1番安パイな選択肢だと思います。
こちらに変更したら今回のMacBook Airも普通にSSDを認識しました。
換装自体は裏蓋を開けると純正のSSDがネジ1本で止まっているので、アダプターを装着したSSDに付け替えるだけです。
作業自体は非常に簡単ですが自己責任&静電気には注意してくださいね。
換装後のMacBook Airは?trimが何もせずとも有効化

単純にストレージが増え、しっかり512Gを認識しています。
時折SSDを見失うという話を聞きますが今の所問題なくBoot CampでWindows10も使えていますね。
また社外SSD換装時にいつもひっかかるtrimですが最初から有効でした。
今回はパッチやtrimforceを使う必要がないですね。
換装後特に追加で行うことは無かったわけです。
command+RでMojaveをSSDにインストールしただけでオッケーでした。
問題はM.2とアダプターの組み合わせなのでどうしても普通のSSDよりはコストがかかってしまうくらいでしょうか。
まぁAirが出た後のMacBookはProも含めどんどん薄型化していったので仕方ないですね。
せめて元々M.2仕様であれば楽なんですが。
あとがき、そして2018年モデルのMacBook Airについて注意

ということでMacBook AirのSSDをM.2に変更した話でした。
仕様を間違えSSDを買いなおした以外は特に問題はありませんでしたね。
アダプター経由なので完璧な安定性は求められないと思いますがちょっと安上がりでした。
今回はMacBook Airで換装しましたが、残念なことに2018年モデルからストレージは半田付けされているんですよ。
なので2018年については自分でのSSD換装をすることが不可能です。
購入する際は後悔のないよう容量に拘って買いましょう。
最初は必要ないと思っても後から少ないと気づいては遅いですからね。
2017年モデルまでについてはアダプターで換装可能です。
特に保証が切れた後の延命処置などまだ生き残る術が残されてて良いですね。
Appleマークが光るMacBookが今後貴重になってきますし。
使用していて気付くことがあれば追記します。
ということで今回はこの辺で。
ではまた。