どうもひめたそん@himetasonです。
昔は自作パソコンが大好きでしたが今はMacBookオンリーです。
EaseUS Data Recovery Wizard for Macを使ってみた
長らくパソコンのデータや写真を扱っていると管理が大変。
容量が圧迫して削除したり、あるいは誤って削除してしまったり。
僕の場合はUSBメモリやカメラに使うSDカード、CF。
ストレージが限られているので何度もフォーマットして使用。
今回はこちらのソフトで僕の何年も使い古したUSBメモリなどを復元してみた。
使用期間が長いもので10年以上使っているものもある。
当時はどんなファイルを入れていたかすら覚えていない。
フリー版と有料版の違い
僕が使うのは有料版の方だが、フリーでも使うことができる。
主な違いは、
・アップデートの保証
・サポートの有無
・復元のデータ容量制限
である。
1番の違いは3つ目のデータ容量。
フリー版はそのままだと500MBの制限があり、SNSへのシェアで2GBまで拡張。
有料版は無制限で何GBでも復元することができる。
復元したいデータによってはフリー版では厳しいファイルもあるだろう。
特に動画関係のファイルは容量が大きくなりやすい。
またカメラのRAWデータも撮りためていたらかなりの容量になる。
逆に画像などを1つ1つ復元したい場合はフリー版でも事足りる。
扱う容量に合わせて考えてみると良い。
また僕はMacBookだからMac版を使用しているが、Windows版もある。
まずは普段使っているUSBメモリで試す
普段使っている中身の入っているUSBメモリ。
こちらの過去データを復元してみよう。
インターフェースは単純でわかりやすい。
言語は日本語に対応している。
S.M.A.R.T.監視機能もついているが多分使わない。
このウィンドウに表示されるストレージを選択するとスキャンが開始される。
過去に扱われたデータが多ければ多いほど時間がかかるようだ。
残り時間の表示はあまり当てにならなかった。
しばし待つとスキャンが完了し中身が見れる。
すると面白いほどに復元されているのだ。
保存したものを全て記憶しているわけではないから、完璧かはわからない。
10年前のファイルとか復元されてる。
これは面白いぞ。
やっぱり壊れてしまっているデータもいくつかはあった。
おそらく古ければ古いほど壊れてしまうのだろう。
しかし先ほどの10年前のPDFはしっかり復元、閲覧できたのはすごい。
次はフォーマットしてから復元してみた
直近のデータの方が復元成功率は高そう。
このソフトを使う1番の理由は誤って削除したデータのサルベージ。
ということでデータの入ったUSBメモリをフォーマットしてみた。
約2GBほど使用している。
この中には僕が東京へ行った時の写真が保存してある。
これを消去してみよう。
フォーマット完了。
先ほどと同じ手順で復元してみよう。
待つこと数十分・・・。
しっかり復元できた。
保存していた写真だけではなく、過去に使ったデータも復活。
これはなかなか便利なんじゃないか。
失敗しても早めに対処したら高確率で元に戻せる。
画像はサムネイルで見れるからピンポイントで復元する時に楽。
びっくりしたのが一眼レフのRAWファイルもサムネ付きで閲覧できたこと。
まとめて復元する時は良いが、復元したいファイルが決まっている時は便利だ。
音声ファイルも復元前に確認できる。
音楽、動画共にウィザード上で確認することができた。
感動した反面、消したデータってこんなに情報が残っているとは。
少々怖いかもしれない。
処分する時はしっかり消すか破壊してからのほうがいい。
最後にあらゆるメディアを復元
その後楽しくなりUSBメモリ以外にもSDカード、CFなどのメディアを片っ端から復元。
ソニーのMemory Stickまで可能だった。
今の所認識しないメディアはなく復元できている。
特にカード系メディアはカメラやスマホで使うことが多く何度も中身を消している。
容量が大きく書き換え回数の多いものはスキャンにかなりの時間がかかった。
パソコンのメインストレージを復元する人はしっかり時間を作ったほうがいい。
128GBでもかなりの時間がかかったから、これが数TBになったら相当なことになる。
さて、様々なメディアを復元していて思ったことがある。
僕が意図的に消し去ったファイルも復活するのだ。
それは先ほどのフォーマットで実証されている。
それは自分の忘れていた黒歴史まで、
悲しいほどに復元されてしまうのだ。
痛いし車種が古い。
復元する時は自分の葬り去った過去に触れる可能性があることを覚えておこう。
僕のように見つけてショックを受けないように。
まとめ
というわけで復元ソフトでひとしきり遊んだ話。
楽しいのはもちろんだが実用的だった。
間違って消してしまったり無くしてしまったファイル。
100%とはいかなくとも復旧する可能性があるのはありがたい。
僕もよくブログで使うために編集した画像を間違って消してしまうことがある。
動画編集をやっている人ならなおのことショックがでかい。
そんな時にとりあえずフリー版でも使ってみると良い。
思った以上にファイルが蘇る。
大きいファイルの復元をしたい人はEaseUS Data Recovery Wizard for Macにしよう。
記憶にないファイルを探すのが楽しいのでしばらく僕は遊びます。
ではまた!