おはモニ。
どうもひめたそん@himetasonです。
嘔吐恐怖症は年齢を問わず悩んでいる人が多くいると聞きます。

生きている中で吐き気に悩まされる場面は多々ありますよね。
お腹を壊した時やお酒を飲んだ時、つわりなんかも代表的な例です。
特につわりに関しては個人差はありますが嘔吐恐怖の人の悩みによく挙げられますね。

今回はそんな嘔吐恐怖症に悩む人に向けて病院、治療の部分にフォーカスを当てて書いていきます。

僕は幼少期から嘔吐恐怖に悩まされ続けています。
現在他にもパニックやうつ病の治療のため病院に通院し続けているので、まだ病院にかかったことがない方への情報として共有できればと思います。
どうしていいかわからなく悩む人の参考になれば幸いです。

嘔吐恐怖症は心療内科、メンタルクリニックへ

以前僕の継続する対策に対して記事にしましたが、今回はいざ病院にかかる場合の話です。
病院にかかりたいけどどうすればいいの?という人も多い症状ですからね。

まずは内科に行ってみましょう

特に吐き気が頻繁な場合はまず内科を受診することをオススメします。
胃の不調には様々な要因が考えられますからね。
もし重大な病気が潜んでいたら大変です。

そもそも嘔吐恐怖っていうのは吐くことや嘔吐に対しての恐怖感からくる不安障害です。
逆に言えば吐き気が頻繁ではなければ悩む頻度は下がりますね。
胃の不調をまず根本的に解決することが先決だと考えます。

吐き気がするときに具体的な理由が分かっていたら良いのですが、先ほどから書いている通り頻繁かつ原因がわからない。
もちろん恐怖症状によっても引き起こされるのですが、他に原因が無いかしっかり知ることが大事です。

他に要因があった場合、後述する病院に行っても解決には向かえません。
まずはなぜ吐き気を引き起こしているのかを内科で診察してもらうことが大事ですね。

メンタルからくる吐き気だとしても胃酸の逆流や嘔吐に至ることもあります。
吐き気の慢性化にもつながりますね。

頻繁な吐き気を引き起こしていると胃炎や胃潰瘍、逆流性食道炎などに繋がってしまっている場合があります。
僕も実際に引き起こしてしまいました。

そのような胃に根本的な病気がある場合は内科での治療が優先です。
みんなが大嫌いな吐き気を起こす原因をまず潰すことが先決ですからね。
にっくき吐き気から解放されるためにもまずは物理的な原因を探りましょう。

内科の次にかかるべき病院は何科か

胃の方に特に問題がない。
嘔吐恐怖の症状の解決に的を絞れる場合、かかる病院は心療内科、精神科などのメンタルクリニックです。
嘔吐恐怖症は不安、恐怖障害ですし、ひどい場合はパニック障害などに繋がることも考えられます。

立派な心の病気なのでメンタルクリニックでしっかり治療を開始できますし、症状について把握してくれています。
もし1人で思い悩んでいた場合、病院にかかると治すことに向けて進み始められるのは間違いありません。
それだけではなく、同じように辛い思いをしている人や治った人の話なども聞けて先のビジョンにつながります

実際に病院に行ってみると嘔吐恐怖症で通院する人はかなりいるんですよ。
1人で悩んでいるときは自分はおかしいと不安になってしまいますね。
また冒頭で書きましたが嘔吐恐怖によりつわりに不安を感じる人も受診していたりします。

心療内科や精神科を受診する場合、事前の予約が必要になることが多いです。
なので事前に自分の住む地域の病院のリサーチ、口コミなどを調べた上で予約し受診しましょう。
また病院には相性もありますので選ぶときは慎重に。

実際に受診してみて違和感を感じたら病院の変更も視野に入れることをオススメします。

実際に通院する僕がどんな治療をしているか教えます

いざ病院に通うことになったら実際なにをするのだろう?
そんな不安もあると思いますので現在通っている僕がどんな治療をしているかシェアしようと思います。

具体的には薬物療法心理療法になります。

病院から提示される治療内容

病院にかかると薬物療法と心理療法を同時に始めることになると思います。
僕の場合まず東京で受診し、現在地元北海道で通院していますがどちらも同じ治療内容でした。
つまり心の病気全般と同じ治療方法ということです。

薬物療法はまず頓服で突発的な症状に対処することが目的の抑制薬を処方されると思います。
その薬にプラスしてSSRI(抗うつ剤)など治療目的の薬を処方される場合が多いですね。
そして心理療法を続けることで不安、恐怖症の克服を目指すわけです。

薬は主に精神安定剤、抗うつ剤が使われますね。
前者が普段の不安、恐怖を抑制し後者が飲み続けることで不安を取り除いていく処方薬です。

心理療法は筋弛緩方などのリラクゼーション法からはじまり、徐々に暴露療法を進めていくことになります。
人それぞれ原因や重さが違いますので、カウンセリングを受けつつ自分のペースで進めていくことになります。

人によりますが2週に1回から1ヶ月に1回程度通院する場合が多いです。
また即改善するのが難しいのが心の病。
長期で通う必要がありますね。

以前東京の某有名医師に相談したことがあるのですが年単位になることも想定するよう言われました。
もちろん早い人は早いようですが。
逆に考えると時間をかければ治る病気ともアドバイスされたのでポジティブに考えましょう。

実際に治療を続けて改善しているのか

では実際に通院している僕自身治ったのかというと、治ってはいないです。
薬物療法、心理療法共に継続していますがまだ時間がかかりそうというのが現状です。
しかし意味がないのかというとそういうわけではありません。

正直なところ通院を始めた当初は半信半疑ですが治ることに期待していました。
その後、特に効果を感じず疑心暗鬼になったことは否定できません。
しかし継続している中で変化があったことに気づいたんですよね。

嘔吐恐怖症に悩む人はわかると思いますが、いざ吐き気に遭遇した際かなりの不安症状や恐怖症状に悩みますよね。
またその恐怖のせいで吐き気を引き起こす原因にもなります。

それは未だになくならないのですが、吐き気と対面した際の不安感が無い日も出てきたんですよ。
これは長年悩む人にとって大きな1歩だと思うんです。
治ってはいなくともこの先克服できるのではないかという希望に繋がります。

筋弛緩法などはいざ不安と対面した際に実行することで少しでも和らげ、早く解消するのに役立っています。
暴露療法はまだ実践に移せる段階ではないのでこれからですね。

そして恐らく不安が軽減される日が出てきたのは長期で飲み続けている薬の効果が出てきたのだと思います。
特にSSRIなどの抗うつ薬は継続して徐々に効き始める薬です。
僕の場合徐々に量が増えたのもありますがその恩恵を半年以上経過した今やっと体感してきたところですね。

結論、心の病はマイペースに時間をかけて治す

ということで嘔吐恐怖症について書きました。
悩んでいるけどどうしていいかわからないという人に僕の経験が役立てばと思います。

心理療法についてはオススメしますが、薬に関してはリスクもあるので注意です。
僕もこのブログで何度も記事にしています。

改善方法は多種多様です。
病院もその選択肢のうちの1つなので酷い場合は最寄りの病院を探してみましょう。

病院以外で僕が試みていることです。

治すために行動に移すことは大事です。
少しづつでも進んでいきましょう。
それではこの辺で。

ではまた。

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