おはモニ。
どうもひめたそんです。
最近はLinuxをいたく気に入りまして、メインPCにするのも視野に入ってきています。
Linuxと別PCでファイルのやりとりを簡単にする為に
自作サーバーでやりたかったことの一つであるファイルサーバー。
また設置場所が作業場所から離れているのでデータのやり取りにUSBメモリなどを使うのも面倒くさいです。
僕は別途NASを所有してはいますが、どうせならCentOSサーバーもNAS構築したい。
ということで今回はファイルサーバー構築のお話です。
参考になれば幸いでございます。
簡単にハードウェア説明

今回はサーバーに挿している外付けHDDを共有します。
サーバー自体のバックアップもそこに取っているので取り回しが良いですしね。
今は価格も安く大容量の外付けHDDがお手ごろに買えます。
またSATAのHDD2つ用意してこんなケースでRAIDを組めば、バックアップもより強固になって良いですね。
僕も1つ所有しています。
Sambaサーバーを構築してみよう

フォイル共有といえばSamba!ってことでサーバーの設定をしていきます。
実はWEBサーバーを立ち上げるより躓いたんですよね。
無知って怖いです。
まずは端末からCentOSで認識されているストレージを確認し、Samba用にフォーマット、パーティション作成をしていきます。
因みに僕はMacBookからSSHで接続し作業しています。
ターミナルからSSHコマンドでサーバーの操作をする事ができますよ。
また、ipアドレスを固定していること前提です。
方法はWEBサーバー立ち上げ記事の時に書く予定です。
parted -l
で外付けHDDのマウント場所を確認。
dd if=/dev/zero of=/dev/(各々の共有したいストレージ(sdb等)) bs=512 count:
これでさくっと削除。間違って大事なパーティションを削除しないように注意です。
parted
と入力しエンター。
select /dev/(各々の共有したいストレージ(sdb等))
でエンターを押し次へ。
mkfs.xfs /dev/(各々の共有したいストレージ(sdb等))1
エンターでxfsフォーマット。
今回はNASとしてマウントするのでディレクトリをnasに設定しマウントします。
mkdir /nas
エンターを押し、
mount /dev/(各々の共有したいストレージ(sdb等))1/nas
mountコマンドで確認出来ればフォーマット作業完了です。
このままでは再起動時に毎回マウントする必要があるので自動的にマウントするように設定します。
僕はGnome環境ですのでGUIでディスクユーティリティから設定しました。
前提としているipアドレスの固定もGUIだと視覚的に設定できるので楽です。
フォーマットやマウントもGUIで出来るのですが、この後のSambaでうまく動作しなかったため端末からの作業をしました。
冒頭に書いた躓いた点はここです。
次にSambaをインストールします。
yum -y install samba
エンターでインストール開始。
次にviエディタでsmb.confに追記、変更します。
vi /etc/samba//smb.conf
エンターで開きます。
〔global〕
security = user
unix charset = UTF-8
dos charset = CP932
〔Share HD〕
path = /mnt/nas
browseable = Yes
writable = Yes
read only = NO
force create mode = 0666
foece mask = 0666
create mask = 0666
force directory mode = 0777
directory mask = 0777
保存してエディタを終了。
pdbedit -a (ユーザー名)
エンターで完了です。
後はsambaを起動と自動化で終わり。
systemctl enable smb
エンター!
systemctl enable nmb
エンター!
systemctl start smb
エンター!
systemctl start nmb
エンター!
各コマンドで起動、自動化完了です。
最後にfirewalldをGUIで操作しsambaを許可しました。
お疲れ様でした。
色んなサイトを見ながら試行錯誤したので遠回りしていることや足りない事があるかもしれません。
気づいた事があったら随時追記、修正します。
結果、正常稼働しました

フォーマット周りで躓いたものの、何とかファイル共有できました。
他のPCなどから接続する場合、サーバーへsmb://(ipアドレス)で接続すれば閲覧、書き込みができると思います。
NAS環境のみを作成する場合はこれでオッケーです。
USBのHDDではなくてもSATA接続のHDDなどを使用することもできます。
後はCentOS起動ディスクのドキュメントパーティションも共有されていますね。
設定した記憶がないので多分デフォです。
何はともあれ無事完了して良かったです。
ファイルのやりとりが楽になりました。
あとがき
という事で覚書も兼ねたSambaサーバー構築手順でした。
初心者ゆえ手探りですし言葉足らずですみません。
もっとLinuxを活用して覚えていきますね。
次はWEBサーバーの話を書く予定ですが、恐らく長くなるので何記事かに分かれます。
そして少々忙しいのでこれからもマイペース更新ですがご了承ください。
それではみなさんLinuxを楽しんでくださいね。
ではまた。